社員の健康を守り 業績アップへ 奈良健康経営セミナー

社員の健康を守り、企業の業績アップにつなげる「健康経営」を学ぶセミナーが、奈良市内で開かれました。

健康経営とは、従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践する経営のあり方です。12日は、県内にある2つの会社の社長が自社の取り組みを発表したあと、アクサ生命保険の足立愛さんが、健康経営に大切なPDCAサイクルをテーマに講演しました。

足立さんは、従業員の健康は会社の財産であるという考えに基づき、経営者はアンケートで従業員の状態を知ることや、目標を掲げ、実践を通じて社内の意識を高めることの重要性を語りました。その上で、定期的に検証を行い、サイクルを継続することが健康の度合いを高め、生産性の向上につながるなどと解説しました。参加者は、健康経営の重要なポイントについて認識を深めていました。

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