「軽さとデザイン」早くもランドセル商戦 使い終わったランドセルを財布などにリメイクするサービスも人気【岡山】

早くもランドセル商戦です。岡山市内の百貨店では1年後の春に入学する子どもたちに向けたランドセルの販売が始まっています。また、使い終わったランドセルを再利用する人気のサービスも行われています。一体何に生まれ変わるのでしょうか?

岡山高島屋の特設コーナーに並んでいるのは約150種類のランドセル。キーワードは「軽さ」と「デザイン」です。例えばこちらのランドセルの重さは920g。片手で支えられます。ナイロン素材を使用することで軽量化。近年はタブレットなど重い荷物が増えたことで「体への負担を減らしたい」という声が多く、こうしたニーズに応える構造になっています。

さらに、自由に付け替えが可能なリボンやチャームなど6年間の好みの変化に合わせて使い続けられる商品が人気を集めているといいます。

岡山高島屋で女の子に一番人気のカラーはというと…ラベンダーカラー。そのほかミントグリーンやベージュなど近年は淡い色が人気なんだそうです。男の子は定番の黒が一番人気。価格は例年並みで5万4000円からだということです。

(杉澤眞優キャスター)
「ランドセルとの出会いもあれば、別れもありますよね。みなさんは使い終わったランドセルどうしていますか?卒業後もランドセルを使い続けられるサービスが、こちらで実施されています」

6年間をともにしたランドセルを長財布、折財布、キーホルダー2つの4点に作り替える「ランドセルリメイク」です。ランドセルの素材を財布の外側や内側に再利用し、思い出とともに使い続けることができます。おととし岡山高島屋が中四国の百貨店としては初めて開催し、これまで120以上の申し込みがあった人気のサービスです。

(岡山高島屋 大戸宏美さん)
「ご家族が『わ~』と声をあげていただいているのが、本当に喜んでいただいているんだなというのを感じます。思い出をそれぞれの形で使い続けていただければ、新しい物語りが始まるのではないかなと思っております」

ランドセルリメイクの申し込み受付は来月(5月)7日までです。

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