関東初 栃木県鹿沼市に「スノーピーク運営のキャンプ場」 オープン前に竣工式

とちぎテレビ

鹿沼市上南摩町に整備が進められてきた温浴施設を備えたキャンプ場が完成し、13日のオープンを前に12日、施設で竣工式が行われました。

市が南摩ダム関連事業として上南摩町に水源地域振興拠点施設として整備したのは、「スノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパ」です。

この施設は国内有数のアウトドアメーカー「スノーピーク」が指定管理者となる関東初のスノーピーク運営のキャンプ場です。竣工式には鹿沼市の佐藤信市長や福田富一知事など関係者およそ100人が出席しました。

この施設は、南摩ダムの建設にあたって80世帯が移転した水没地域の活性化を図るための思川開発事業として、鹿沼市が整備を進めてきました。

敷地面積はおよそ5万9千平方メートルで、メインのコア施設は木造平屋建ておよそ1千500平方メートルです。

事業は凍結期間などを経て2022年に着工し、総事業費は22億2千万円にのぼります。整備にあたっては国や栃木県のほか思川下流の埼玉県や千葉県など自治体からの補助も受けています。

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