材料(2人分)
・ソラマメ…外皮付きで100g(3~4粒入りのサヤで6サヤ程度)
・アサリ…80g
・ゴマ油…大さじ1
(A)
・長ネギのみじん切り…長さ10㎝分
・ニンニクのみじん切り…1片分
・ショウガのみじん切り…1片分
(B)
・水…60cc
・酒…大さじ2
・塩…2~3つまみ
作り方
1.アサリは砂出しの後、水洗いしておく。ソラマメは外皮をむいておく。
2.フライパンにゴマ油を熱し、(A)を加えて中火にかけ、香りがたてば、1を加えて30秒程度炒め合わせる。
3.2に(B)を加えて全体をさっと混ぜ、蓋をして中火で5~6分蒸し焼きにする。
4.アサリの口が開いたら、火を止めて一呼吸おき、器に盛りつける。
ポイント
良質な植物性タンパク質が豊富に含まれるソラマメ。ビタミンCも多く含まれ、コラーゲン繊維を構築するほか、活性酸素の働きを抑えて細胞の老化を防ぐとされる、抗酸化作用も期待されます。さらに、糖質のエネルギー代謝、疲労回復効果が期待されるビタミンB1、脂質のエネルギー代謝を助けるビタミンB2、葉酸も多く含まれます。腸内環境を整える不溶性食物繊維は外皮に特に多く含まれるので、苦手でなければ皮ごと食べるのも◎!
ソラマメは鮮度が落ちやすく、購入後3日以内に食べきるのがオススメです。ソラマメを選ぶときは、サヤにハリとツヤがあり、緑色が濃く、粒の大きさが外から見てもそろっているものが新鮮なので、目安にしてください。サヤをむいたものは空気にふれて鮮度が落ちやすいので、できるだけサヤごと購入するほうが良いでしょう。
今回の料理では、アサリのうま味を含んだホクホクのソラマメを、食欲をそそる中華味でいただきます。アサリの口が時間内に開かない場合は、フライパンをゆすって鍋肌にぶつけたり、水大さじ1〜2を足して加熱時間を少し長くしたりしてみてください。ソラマメの代わりに、インゲンマメやスナップエンドウ、菜の花、厚さ5㎜程度にスライスしたブロッコリーやカリフラワーなどを使ってもおいしくいただけます
調理時間
約15分
教えてくれたのは
料理家 依藤 亜弓さん
大学院修了後、大阪あべの辻調理師専門学校に入学。フレンチ、和食の厨房経験を経て、異なるコンセプトで2つの料理教室を主宰。企業やメディアでのレシピ開発、商品開発も多く行う。
ヘルシーな地中海料理のメソッドをベースに、毎日続けられる体に優しいレシピを提案。
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