「都会にはない美しさ」佐渡にクルーズ船寄港 佐渡島の金山 世界遺産登録への期待 インバウンドも活況なるか【新潟・佐渡市】

佐渡にクルーズ船寄港

金山の世界遺産登録を目指す佐渡市に海外のクルーズ船が寄港しました。

12日朝、小木港に姿を見せたのはフランス船籍の「ル・ソレアル」全長は約142m、6階建ての豪華客船です。乗客は、フランスやスイスなどから来た約200人。今月9日に小樽を出港し、日本海を南下する途中で佐渡に立ち寄りました。

出迎えは、観光関係者らによる郷土芸能の「鬼太鼓」や「小木おけさ」です。
■ドイツから
「豊かな自然とトキなど生き物を見てみたい。」
■スイスから
「日本(佐渡)の文化や珍しい地形、暮らしも見てみたい。(佐渡金山が)世界遺産に登録されればもっと魅力が広がると思います。」

乗客は観光バス7台で小木を巡るツアーに参加しました。矢島経島では「たらい舟」を体験。地元ガイドの案内で宿根木の町並みも散策ました。佐渡市には今年度クルーズ船が10回寄港する予定です。

■佐渡市観光振興課 武田敦岐さん
「それ(世界遺産登録)がまた起爆剤になってきっかけとなって海外からのクルーズ船も増えることを期待しています。」

ル・ソレアルは12日夕方、次の港・京都に向かいました。

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