タイガー・ウッズ 出場24回連続予選突破の新記録へ試練の23Hへ 新アパレルPRも重要ミッション

暫定17位につけるタイガー・ウッズ(ロイター)

男子ゴルフのスーパースター、タイガー・ウッズ(48=米国)が、米ツアーメジャー初戦「マスターズ」2日目(12日、ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナルGC=パー72)に試練の23ホールに挑む。

初日(11日)の第1ラウンド(R)は、13ホールを消化して2バーディー、1ボギー。1アンダー暫定17位につけた。2日目は第1Rの残りからスタートする。2021年の自動車事故で右脚に重傷を負っており、長丁場のラウンドは負担になるが、単独トップの記録となる出場24回連続予選突破を目指す。ウッズは「体は大丈夫だ」と強気に語った。

今年は、予選突破からの4日間のプレーが、例年以上に重要と言えそうだ。ウッズは、昨年末で27年にわたるナイキ社との関係を終えた。2月に自らが手掛けるアパレルブランド「サンデーレッド」を立ち上げを発表し、同月のホスト大会「ジェネシス招待」で、虎を模したロゴが入った新戦闘服でプレーしたが、第2R途中でインフルエンザの影響で途中棄権していた。

新ブランドのアピールには物足りない結果となったが「マスターズ」では5月1日の一般発売に向けて、最終日に赤の勝負服を着用して新アパレルを印象づけたいところ。大舞台で最終日まで好プレーを続けることが、最大の〝営業〟になるのは間違いない。

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