やり投げ代表・北口榛花 管理栄養士のサポート受ける「外食でお腹を壊すこともあった」

北口榛花

陸上女子やり投げの世界選手権女王でパリ五輪代表の北口榛花(26=JAL)が、金メダルへの決意を語った。

北口は練習拠点の欧州から帰国し、12日に都内で行われた会見に出席。パリ五輪に向けて「やっぱりメダルは取りたいし、金であればより良いというのは私もみなさんも分かっている。簡単ではないけど、しっかり準備していきたい」と意気込んだ。

五輪イヤーとなる今季は、27日に行われるダイヤモンドリーグ(DL)蘇州大会(中国)で開幕する。その後は水戸招待陸上(5月5日、茨城)、セイコーゴールデングランプリ(5月19日、国立競技場)と日本での戦いに挑む。「私は試合に多く出ていくタイプ。一つひとつの試合を大事にしながら、100%以上の状態でパリを迎えられたら」と力を込めた。

また新たな試みとして、今年から管理栄養士のサポートを受け始めたことも明かした。「今までは自炊や外食が多かった中で、たまに外食でお腹を壊すこともあった」そうで「自分の体がやっぱり一番(大事)というのは東京五輪で十分痛感した。考えられた食事をとることで体調も安定しているし、コンスタントに練習もできている」とその効果を実感していた。

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