「JPタワー大阪」竣工 ウェルビーイングなオフィスフロアとは?

2025年にかけて、新たな施設が次々と誕生するキタエリア。旧大阪中央郵便局跡地を含む大阪駅西地区に建設中だった「JPタワー大阪」が3/12に竣工され、4/3に竣工式が行われました。あわせて商業施設「KITTE大阪」のグランドオープン日も7/31(水)に決定! 出店店舗107店舗の詳細も発表に。今回、「JPタワー大阪」のオフィスフロアを取材したのでご紹介します。

撮影 伊藤 彰/アイフォト(PHOTO Akira Ito / aifoto) 緑に囲まれてのんびりできる9階・屋上庭園

出社が楽しくなりそうなオフィス。サウナやフィットネスジム、専用のラウンジも

「JPタワー大阪」の8階から27階はテナント企業が入居するオフィスフロア。「自社内はもちろん、他企業の人もふくめてコミュニケーションを活発にとれるような新たな付加価値を」というコンセプトで開発されたフロアには、他ではなかなか見られない、ユニークな設備がいっぱいでした。

解放感あふれるダイニングや休憩スペース

オフィスフロアの玄関口となる9階フロアには、リーズナブルなダイニングや休憩スペース、フィットネス、屋上庭園など、働く人のウェルビーイングを追求するさまざまなサポート設備がそろっています。

500席もある広々としたダイニングでは、栄養バランスに配慮したヘルシーなメニューが日替わりで用意されます。 定食や丼ものだけでなくサラダや小鉢も豊富。カレーはなんと500円!安い!そして、とってもおいしそうでした。

こちらは、仕事の前後にリフレッシュできるフィットネススペース。その隣にはなんとサウナが!予約制で、それぞれ別の入り口から入る女性用と男性用のスペースがスタンバイ。仕事帰りに、サクッと汗を流して帰れるなんてステキすぎますね。

自由に利用できる休憩スペースの一角には最新システムを導入した無人コンビニも配置されています。好きな商品を手に取って出口に行くと、レジに計算済みの金額が表示され、スムーズに支払いができるというシステム。お昼時で混雑するときでも、レジ待ちの時間が短縮できるのはうれしいですね。

9階エレベーターホールからつながるオフィスロビーの一角には、おしゃれなカフェもありました。

掘りごたつ形式の会議室も

17階の共用会議室フロアは、人々が集まって、一緒に何かを生み出すスペースということで、その名も「SESSION」。小規模のオフィスが利用できる会議室や、作業に集中したいときのためのコワーキングスペースがあります。大きくて開放的な窓からは、開発が進む〝ウメキタ〟方面を望むことができます。取材日はあいにくの天気でしたが、晴れていたらとても気持ちよさそう。

さまざまな広さの会議室がそろっていますが、なんと掘りごたつ形式の会議室も発見しました。ゆったりくつろいで話し合えるのはいいですね。

ワーカー同士が交流できるレトロなラウンジも

8 階にはワーカー専用のラウンジ「倶楽部 梅三」があります。昔の大阪の社交クラブをイメージしたという内装は、レトロで重厚な雰囲気。アルコールの提供は午後5時以降で、ビール、ウイスキー、ウォッカ、ワインなどがそろっています。商談やミーティングにも活用できるほか、イベントで貸し切り利用するなど、ワーカー同士の交流にも利用できるのだそう。仕事終わりの一杯を楽しみにがんばれそうですね。

ユニークなコンセプトで入居率90%程度を目指すというJPタワー大阪。大阪にもオフィスビルがどんどん増えている中、働きやすさやウェルビーイングを追求したオフィスが誕生することで、より一層幅広い企業の大阪進出が期待できそうです。

「KITTE大阪」には各地のアンテナショップや横丁ゾーンも

今回、テナント107店舗の詳細が発表になった「KITTE大阪」。立ち飲みバルなどカジュアルで気軽なお店も出店する地下1階の横丁ゾーンや、各地のアンテナショップが集結する2階「Feel JAPAN Journey」など、まだまだ知らない日本中のおいしいものや、ステキな逸品たくさん出会える施設になりそう。こちらの詳細も追ってご紹介しますのでお楽しみに。

JPタワー大阪

https://jptower-kitte-osaka.jp/

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