青森県内5つの美術館・アートセンターを周遊して楽しんで 「AOMORI GOKANアートフェス」4月13日開幕

青森県内5つの美術館・アートセンターが共同開催する「AOMORI GOKANアートフェス2024」が13日に開幕します。12日には、青森県立美術館でオープニングイベントと関係者への内覧会が行われました。

県立美術館のアレコホールには、メイン会場となる、県内5つの美術館・アートセンターの館長や各自治体の市長、さらには作品を展示する作家たちが集まり、13日からの開幕を祝いました。

【青森県立美術館 杉本康雄館長】
「5館それぞれの地域で育まれた独自の文化やアート、食、自然、建築など、広域を周遊しながら、ゆっくりと時間をかけて堪能していただきたいと思います」

「AOMORI GOKANアートフェス2024」のメインテーマは、「つらなりのはらっぱ」。

県内5つの会場がそれぞれの個性を生かした展示を行うほか、各地の周遊ルートも紹介し、青森の文化や食などを県内外に発信する取り組みです。

このうち、県立美術館のメイン企画「かさなりとまじわり」では、普段作品を展示しないエントランスといったスペースでも作品を展示していて、訪れた人が館内を散策しながら思い思いにアートと触れ合うことができます。

【5館巡回展示作品を制作 栗林隆さん】
「自分の作品は、いわゆるアートアートしていないんですよね」
「自分自身が体験して、こういうものもアートなんだなということが分かってもらったりとか、感じてもらえると僕としてもうれしいです」

【弘前れんが倉庫美術館で企画展 蜷川実花さん】
「すごくたくさん美術館があるので、本当に素晴らしいなと思っていて、そこで自分も展覧会をできるのがとてもうれしく思っています」

「AOMORI GOKANアートフェス2024」は、4月13日から9月1日まで県内5つの美術館・アートセンターで開かれます。

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