まもなく最大10連休のGW どう過ごしますか?

新型コロナが5類に移行して初めての「ゴールデンウイーク」が今月末に迫ってきました。

最大で10連休にもなる今年、早くも様々なにぎわいを見せています。

「駅弁まつり開場いたしまーす」

開始前からおよそ100人の行列ができた、その名も「駅弁まつり」。

JR広島駅の1階で12日から始まりました。全国から集めた44種類、およそ1000個の駅弁が販売されています。

■来場者

「楽しいけど選ぶのに迷うよね」

「食べたいけど、おなかは一つしかないからね」

人気は、山形県の「牛肉どまん中」。

県産のごはんの上に、特製のタレで味付けした牛そぼろと牛肉を乗せました。

そして、北海道の「いかめし」も人気です。

■来場者

「福島のいわき駅のうに弁当。あとは金沢駅の柿の葉寿司。この2種類買いました」

「駅弁でその地域を知るということができるので、大好きです」

■JR西日本 広島営業部 長谷川 裕一 課長代理

「予約席数は前年比115%と、最近のご利用状況と同様に堅調に推移しております」

JRは12日、ゴールデンウィーク期間中の新幹線の指定席の予約状況を公表。

指定席の予約席数は66万9000席で、去年より15%伸びました。

「今年は旅行する環境が整ったため」としています。

一方、予約率については、東京方面からの下りで集中しているのは5月3日で、42%。上り列車については、5月6日で37%です。

ゴールデンウィーク期間中、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」は年末年始に続き、全席指定席で運行します。

最大で10連休にもなることしのゴールデンウイーク。予定を街の人に聞きました。

■夫婦

「前半広島で、後半が長野。ゴールデンウイークも長野はスキーが滑れるので」

■女性

「お互い仕事なのでなかなか厳しいです。ことしはまとまってどこか何日もというのは難しいので、どっか行きたい?ゲームセンター」

■男性

「大阪に旅行に行く。けっこうびっくりするくらい高いところもある。場所によっては、でもそこは羽伸ばしていきたい」

■男性

「フラワーフェスティバルとかもあると思うので、広島自体も盛り上がっていくので楽しみです」

広島駅前のホテルも大型連休は大忙しです。

予約は連休前半の4月27日、28日、後半の5月3日、4日が、3月半ばごろからすでに満室だといいます。

■ホテルグランヴィア 宿泊部 担当部長

「(新型コロナが)5類に移行して初めてのゴールデンウイークなんですけれども、カープのマツダスタジアムの試合もあって、たくさんのお客様を頂戴している」

また、円安が進んだことで、国内旅行の需要が高まっていることも好調の要因のひとつとか…。

普段は利用の半数が外国人ですが、ゴールデンウイークはおよそ8割が国内からといいます。

ゴールデンウイークまであと2週間…。コロナ禍以前のにぎわいへ期待が高まっています。

(2024年4月12日放送)

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