メッセ黒田 大谷ダマした水原容疑者の〝黒幕〟指摘「なんかいてそう」「額が額やから」

メッセ黒田と水原容疑者

お笑いコンビ「メッセンジャー」黒田有が12日、MBSテレビ「よんチャンTV」に出演。ドジャースの大谷翔平投手の元通訳・水原一平容疑者がこの日、刑事訴追されたことについてコメントした。

米司法省はこの日、銀行詐欺容疑で水原容疑者を訴追したと発表。大谷の違法賭博の借金を返済するため、大谷選手の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正に送金した疑い。

黒田は「前回の6億円の時でも僕はすごいなと思ったんですけど、でもこうなってくると、もう金額じゃない」とため息を漏らし「僕たちでも海外で合法カジノみたいなのやるじゃないですか。その時にお金がチップに変わる。それが本当は1枚1万~2万するのに、チップに変わった瞬間に何か知らんけどお金じゃないようになってしまう」と自らの経験を踏まえ証言。

その上で「何十億(を不正送金)となると『お金をナンボ儲けたい』もなくなってる状況。麻痺というよりどんどん嘘に嘘を重ねていって、結局大谷選手になり切ったという報道もされてるでしょ。もうそうなると、罪は分かっててやってることですからね」とあきれ顔を見せた。

米連邦検察の調査によると、水原容疑者は2018年に大谷の銀行口座開設を手助けしていた。その後、大谷の銀行口座の連絡先は、水原容疑者の電話番号とメールアドレスに紐づくように変更。同容疑者はその口座にアクセスしたとされる。

銀行が取引を確認するために電話をかけてきた際には水原容疑者が大谷に成りすましたといい、銀行員をだまして、大谷の銀行口座から違法賭博関係者への送金を承認させた録音データが複数見つかったという。

この手口に黒田は「なんかバックにいてそうですけどね。なんかそういう、日本でも専門の詐欺の人間がいるじゃないですか。そういうのと、もしかしたらつながってたっていうことも可能性としてはあるんじゃないかな。額が額やから」といぶかっていた。

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