「死にたい」と中学校会議室で包丁2本所持 20歳の卒業生女を逮捕「捕まろうと思っていた」

右京署

 京都府警右京署は11日、銃刀法違反の疑いで、滋賀県大津市の無職の女(20)を逮捕した。

 逮捕容疑は11日午後8時半ごろ、京都市右京区の四条中の会議室で、正当な理由がなく包丁2本を所持していた疑い。「包丁を持っていると犯罪になるのは分かっていた。捕まろうと思っていた」と容疑を認めているという。

 同署によると、同中の教員から「卒業生が死にたいと言い、包丁を持って職員室にいる」との通報を受けた署員が、鞄の中にあった包丁を確認したという。当時、校舎内に生徒はおらず、教職員にけがはなかった。

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