最勝寺のツバキが見ごろ

草津市の天然記念物に指定されている最勝寺のツバキが、深紅の大きな花を咲かせ、見ごろを迎えています。草津市指定の天然記念物でもあるツバキは、熊谷と呼ばれるヤブツバキ系の品種で高さおよそ10メートル、根の近くの幹回りは、およそ1・6メートルあります。

最勝寺によりますと、樹齢はおよそ400年。木全体に直径13センチほどある大きな深紅の花が咲き誇っています。花の咲き始めは3月20日ごろからと例年より遅い開花でしたが、4月に入って一気に花が開いたということです。根本に落ちた花が地面を覆う様子は、さながら赤い絨毯を敷きつめたようです。ツバキは今月20日ごろまで見ごろだということです。

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