寅子が繰り出すまさかの猫パンチに、SNS称賛「最高だった」

のちに女性で初の弁護士になるヒロイン・寅子の人生を描いた連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。4月12日放送の第10回では、妻を殴ろうとする夫の前に立ちふさがった寅子が繰り出した「猫パンチ」が話題となっている。

被告の東田(遠藤雄弥)を威嚇する寅子(伊藤沙莉)(C)NHK

寅子(伊藤沙莉)たちが傍聴する裁判で判決が下り、妻・峰子(安川まり)が夫から奪われた着物を取り戻すことが認められた。女子部の面々は喜ぶが、同期のよね(土居志央梨)は「甘すぎる」と女性の扱いが変わらない悔しさをにじませる。

裁判が終わり、峰子から「心強かった、とても」と声をかけられた寅子。離婚裁判は続くが「最後まで戦いますから」と決意を口にする峰子を目にし、寅子は盾のように人を守る弁護士になることを決意するのだった。

激昂し峰子を殴ろうとした夫の前に立ちふさがり、峰子を守ろうとする寅子が描かれた今回の放送。手を振り上げ、威嚇するような寅子のガードに「猫パンチ」を思い出した人も多いようで、SNSでは「寅ちゃんの威嚇が寅じゃなくて猫」「寅ちゃんの猫パンチが可愛かったな」「寅ちゃんの猫爪攻撃が最高だった~!」といった声が相次いだ。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。4月115日放送の第11回では、女子部の生徒数が減り、存続の危機に陥る。土曜日はその週の振りかえり。

文/つちだ四郎

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