【インフルエンザ】和歌山県内注意報レベル下回る

和歌山県内の定点医療機関から寄せられるインフルエンザの最新の感染者数が、およそ半年ぶりに注意報の基準を下回りました。

これは、和歌山県健康推進課のまとめでわかったもので、今月(4月)1日から7日までの1週間に、県内49の定点医療機関から報告のあった1医療機関あたりのインフルエンザの感染者数は、4・69人で、前の週の11・59人の半分以下となり、25週ぶりに注意報基準となる10人を下回りました。

一方、新型コロナウイルスの新規感染者数は1医療機関あたり5・49人となり、前の週より1・25人減って今年になって最も低い数値となりました。また、この1週間に新たに入院した感染者についても、10人減って40人となりました。

県健康推進課では、「インフルエンザの感染者数が注意報レベルを下回ったが、春休みが終わり、これから学校での集団生活が始まるので、動向を注視したい。新型コロナ、インフルエンザともに、手洗いや咳エチケットなどの感染対策には、今後も留意してほしい」と呼びかけています。

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