ソフトバンク東浜巨の2度目ノーノーの夢、7回途中で消える 2年前に快挙許した西武打線、外崎修汰が意地の二塁打

先発で力投する東浜(撮影・冨永豊)

◆西武―ソフトバンク(12日、ベルーナドーム)

西武を相手にした東浜の2度目の夢は7回途中で途切れた。無安打投球を続けていたが、6回1死から、西武3番の外崎に左翼線に二塁打を打たれた。さらに2死二塁となって佐藤龍に適時二塁打を浴びた。

最速148キロの球速以上にキレのある直球とシンカー、新球チェンジアップを織り交ぜ、凡打の山を築いた。今季初登板で7回4安打1失点と好投した3日ロッテ戦から中8日。先発陣が軒並み好調で、十分な調整期間が設けられた。

オフに改良して落差がついたシンカーは、この日も威力を発揮。初回1死、強打者のコルデロ相手にフルカウントで投じて空振り三振を奪いリズムに乗った。

西武に対しては2022年5月11日に本拠地ペイペイドームで自身初の無安打無得点を達成。昨季は3試合登板して0勝2敗と勝ち星に恵まれなかったものの、防御率3・00と安定した投球を披露した。

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