待機児童“ゼロ” 千葉市が5年連続で

待機児童“ゼロ” 千葉市が5年連続で

 千葉市が5年連続で待機児童「ゼロ」を達成しました。

 これは千葉市が4月11日に発表したものです。

 市によりますと4月1日の時点で保育所に申し込んだのは1万9756人で、入所した児童は1万8874人でした。

 特定の保育所への入所を待つ人など、国の基準で待機児童に含まれない882人を除くと、待機児童はゼロになりました。

 既存の保育所の定員を増やしたり、保育需要の高い地域に保育所を増やしたりしたためで、「待機児童ゼロ」は5年連続です。

 一方で、特定の保育所への入所を待つ児童は増加していて、これについて神谷俊一市長は11日の記者会見で次のように話しました。

千葉市 神谷俊一 市長
「入所待ち児童数も増えていて、保育士の確保が海浜幕張とか特定の地域で難しくなっている。当初予定していた受入れ数が受け入れられなくなっている保育所も出てきていて、継続的に受け入れ枠の拡充に取り組む」

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