【蒲郡ボート】峰竜太 SG復活V飾った当地〝凱旋〟 前検気配平凡も「良くなる可能性はある」

復帰後も安定感たっぷりの峰竜太

ボートレース蒲郡の「トランスワードトロフィー2024」が13日に開幕する。今節の目玉は何と言っても峰竜太(39=佐賀)だ。

2連率26%の55号機を引き、前検の動きは平凡。「ペラを叩いたけど、イケてなかった」と感触ももうひとつだった。ただ、今節は低調機機シリーズ。「ペラ調整で良くなる可能性はある」。調整力を発揮して戦えるレベルまで引き上げてくれば、持ち前の攻撃力を発揮して力強くシリーズを引っ張る。

当地は1年10か月ぶりSGとなった昨年10月のダービー以来。予選道中から他を圧倒する強さを見せつけて、V戦の1号艇を獲得。イン圧勝劇で飾った6個目のSGタイトルは、同時に通算100V&全24場制覇達成となった。表彰式では過去のSG優勝戦の中でも一番の盛り上がりといっていいほどで、峰のスター性を物語っている。

今年も1月の浜名湖70周年、2月・芦屋九州地区選とGⅠ連続V。戸田SGクラシック、からつダイヤモンドカップ、児島GⅠ72周年記念でも予選突破と、舞台のレベルを問わずハイレベルな安定感を見せている。最強レーサーの走りから目が離せない。

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