西武甲斐野央が古巣ソフトバンクとの初対戦で逆転許す 今季6戦目で悔しい初失点、試合前はかつての仲間と談笑も…

8回1死二塁、柳田は左中間に適時二塁打を放つ。投手甲斐野(撮影・伊東昌一郎)

◆西武―ソフトバンク(12日、ベルーナドーム)

西武の甲斐野央投手(27)が今季6試合目で初失点を喫した。古巣ソフトバンクに対し、チームが1点先制した直後の8回、西武ファンの拍手と歓声を受けながらマウンドへ。しかし先頭の周東に二塁内野安打を許すと、1死二塁から柳田に左中間を破られる同点二塁打を打たれた。さらに2死一、二塁で中村晃に勝ち越しの右前打も許した。

国内フリーエージェント権を行使して西武からソフトバンクに移籍した山川の人的補償として、1月に西武へ移籍した。この日の試合前には津森や又吉ら昨季までソフトバンクのブルペンを支え合った仲間と談笑。「こうやって話したりするのは楽しみだったけど、対戦するのに関しては特別な楽しみとかはない。やるべきことをやるだけ」と切り替えていたが、悔しい結果となった。

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