佐々木氏「ちょっと心配な投球内容」巨人・戸郷が5回4失点

○ 巨人 9 - 4 広島 ●
<1回戦・東京ドーム>

巨人の戸郷翔征が12日、広島戦に先発し5回4失点で降板した。

初回先頭の野間峻祥にいきなりフェンス直撃の二塁打を打たれると、一死後、小園海斗にレフト前に運ばれ、一、三塁。12日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人-広島』で解説を務めた佐々木主浩氏は、「立ち上がりコントロールが良くないですよね。ちょっと心配ですね」と話した直後に、4番・堂林翔太に2点適時打を浴びた。佐々木氏は「体のキレがないように見ていて思いますね」と指摘した。

1-2の3回には菊池涼介に適時打を浴び失点。佐々木氏は「軸になるボールがないんですよね。フォークボールは良い落ち方をしているので、真っ直ぐを使いながらフォークという形しかないんじゃないでしょうかね」と自身の見解を述べた。

戸郷は4回に坂倉将吾に一発を許し、5回に打席を迎えたところで代打が送られ、この日は5回・89球を投げ、8被安打、9奪三振、4失点という投球内容だった。

佐々木氏は、この日の戸郷の投球に「ちょっと心配な投球内容ではありましたよね。次回どう立て直してくるかですよね」と振り返った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)

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