クレナズム、タイのシンガーソングライター QLERの楽曲「Blur」をカバー 配信&MVプレミア公開

クレナズムが、タイのシンガーソングライター QLERの楽曲「Blur」をカバー。4月12日に配信リリースされ、同日21時にはMVがプレミア公開された。

今回のコラボレーションは、クレナズムのメンバーがアジアの音楽に関心があり、色々な楽曲を聴いていくなかQLERに出会い、彼の音楽に魅了されたことからスタート。QLERにコンタクトを取ったところ、まずはお互いの曲をカバーし合って、その後一緒に新曲を制作しようと意気投合したという。

今回はT.O.Mをサウンドプロデューサーに迎え、メロウなシティポップ調の仕上がりに。今までにないアレンジに、忘れられないどうしようもない想いを切なく描いた日本語訳が印象的なカバーとなっている。なお、QLERはクレナズムの「夕凪詠草 “ไว้พบกันใหม่” (Yunagieiso)」をカバーしており、3月7日にリリースされている。

なおクレナズムは、ライブツアー『春のバリよかワンマンツアー2024~ハートがうごく5周年~』の台北 樂悠悠之口2デイズ公演の開催を予定。前売りチケットはすでに完売している。

■クレナズム コメント
この曲はサブスクリプションでたまたま見つけた曲で言葉はわからなかったけど、浮遊感のある曲調に優しいメロディと歌声で一瞬で好きになった曲です。そんな素敵なアーティストの曲を僕達なりの解釈で日本語カバーする事が出来て本当に幸せです。QLERさんありがとうございます。

■QLER コメント
今回のコラボは、自分のキャリアにおいての「バケットリスト(生きているうちにやりたいことリスト)」の中のひとつを実現することが出来たと感じています。クレナズムに出会わせてくれたすべてのチャンスに感謝しています。随分前から彼らの楽曲をSpotifyで聞いていましたし、光栄なことに、彼らの楽曲を自分なりの解釈でカバーさせて頂きました。今回、クレナズム版の「ジャイローイ(BLUR)」を初めて聞いた時、曲の雰囲気にすごく和テイストが漂っていて、とても感動しました。彼らが音楽と歌声を通して伝えてくれた想いは、きっとタイのファンのみんなも好んでくれる「もう一味のBLUR」になるに違いないです!コード進行もリハーモナイズされてバンドアレンジになったこのバージョンを、自分もたくさん演奏してみたいと思っています!

(文=リアルサウンド編集部)

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