西武、3連敗で貯金消滅…痛恨の逆転負け、甲斐野が古巣相手に移籍後初黒星

● 西武 1 - 2 ソフトバンク ○
<1回戦・ベルーナドーム>

西武は逃げ切り失敗で逆転負け。今季初の3連敗で貯金が消滅した。

先発の今井は要所を締める投球。ソフトバンクへFA移籍した4番・山川を2打席連続三振に仕留め、ファンの喝采を浴びた。最後までホームは踏ませず7回111球、4安打無失点、10奪三振3四球の力投。7回裏に味方打線が先制点を奪い、2勝目の権利を持って救援陣にバトンを渡した。

しかし1点リードで迎えた8回表、山川の人的補償で西武へ移籍した2番手・甲斐野が古巣打線に捕まった。一死二塁で3番・柳田に同点となる左越え適時二塁打を浴びると、“因縁の対決”となった山川は見逃し三振に仕留めたものの、なおも二死一、二塁で6番・中村晃に痛恨の右前適時打を許し1-2と逆転された。

攻撃陣は7回、6番・佐藤龍の適時二塁打で先制するも計2安打と沈黙。2試合連続の1点差負けで3連敗となり、甲斐野に移籍後初黒星が記された。

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