F1が2025年シーズンのカレンダーを発表。全24戦、日本GPは第3戦として4月4〜6日に開催へ

 4月12日(金)、FIAとF1は、世界モータースポーツ評議会によって承認された2025年シーズンのカレンダーを発表した。

 今回の発表によると、選手権創設75年目を迎える2025年は、今年と同じく全24戦で争われる。シーズンは3月14〜16日にオーストラリアのメルボルンで開幕を迎え、12月5〜7日に行われるアブダビGPで終了することになる。

 F1は今年、物流における温室効果ガスの排出量の削減を目指して効率のいい開催スケジュールを組むためにカレンダーに変更を加え、日本GPの開催時期が秋から春に変わった。その流れは2025年も続くことになり、来年は開幕戦と第2戦中国GPを連戦で行い、第3戦日本GPは4月4〜6日に開催される。

 その後F1は中東へ向かい、ラマダンの期間を避けてバーレーンGPとサウジアラビアGPを4月に開催。マイアミGPを経てヨーロッパラウンドに入り、例年どおり途中でカナダGPを挟んで、8月1〜3日の第14戦ハンガリーGPまでがシーズン前半戦となる。

 3週間のサマーブレイクを挟み、後半戦は8月29〜31日の第15戦オランダGPからスタート。オランダ、イタリアの2戦を終えた後は再びフライアウェイのグランプリとなり、アゼルバイジャン、シンガポール、アメリカ大陸での4戦と、カタール、アブダビというスケジュールだ。

 なお2025年は3連戦が3回予定されている。最初が第4戦日本GP、第5戦バーレーンGP、第6戦サウジアラビアGP、その次が第7戦エミリア・ロマーニャGP、第8戦モナコGP、第9戦スペインGP。そして最後が終盤の第22戦ラスベガスGP、第23戦カタールGP、第24戦アブダビGPだ。

 2025年の暫定F1カレンダーは以下の通りだ。

■FIAフォーミュラ1世界選手権 2025年カレンダー(2024年4月12日発表)

ラウンド 日程 グランプリ(開催地)

1 3月14〜16日 オーストラリア(メルボルン)

2 3月21〜23日 中国(上海)

3 4月4〜6日 日本(鈴鹿)

4 4月11〜13日 バーレーン(サクヒール)

5 4月18〜20日 サウジアラビア(ジェッダ)

6 5月2〜4日 マイアミ(マイアミ)

7 5月16〜18日 エミリア・ロマーニャ(イモラ)

8 5月23〜25日 モナコ(モナコ)

9 5月30〜6月1日 スペイン(バルセロナ)

10 6月13〜15日 カナダ(モントリオール)

11 6月27〜29日 オーストリア(シュピールベルク)

12 7月4〜6日 イギリス(シルバーストン)

13 7月25〜27日 ベルギー(スパ・フランコルシャン)

14 8月1〜3日 ハンガリー(ブタペスト)

15 8月29〜31日 オランダ(ザントフォールト)

16 9月5〜7日 イタリア(モンツァ)

17 9月19〜21日 アゼルバイジャン(バクー)

18 10月3〜5日 シンガポール(シンガポール)

19 10月17〜19日 アメリカ(オースティン)

20 10月24〜26日 メキシコ(メキシコシティ)

21 11月7〜9日 ブラジル(サンパウロ)

22 11月20〜22日 アメリカ(ラスベガス)

23 11月28〜30日 カタール(ロサイル)

24 12月5〜7日 アブダビ(ヤス・マリーナ)

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