秦野市 市制70周年ロゴ決まる 記念の節目を盛り上げる 秦野市

丹沢や桜、落花生などがデザインされている

2025年1月1日に市制70周年を迎える秦野市。市はこのほど、節目の記念事業の実施に向け、機運醸成を図ることを目的としたロゴマークを決定した。

秦野市は、秦野町・南秦野町・東秦野村・北秦野村が合併し1955年(昭和30年)1月1日に誕生。その後、大根村(真田地区を除く)・西秦野町が編入され、現在に至る。

応募総数391点

市は70周年の節目を迎えるにあたり、「誰もが住んでみたい・住み続けたい元気溢れるふるさと秦野」を目指し、記念事業を計画している。同事業を盛り上げるため市は今年1月、ロゴマークのデザイン募集を実施。市内外から391点の応募があった。

応募作品は一次選考を経て10点に絞られた後、市民投票を実施。岩手県から応募した鈴木久さんのデザインが投票総数7971票中最多の2285票を獲得し70周年ロゴマークに選ばれた。デザインについて鈴木さんは「『70thHADANO』を中央にシンプルに配置。まわりに自慢したくなる秦野市の丹沢連峰や桜、弘法山公園の展望台、落花生などをイラストで配置し、ご当地感を演出した」と話す。市総合政策課の担当者は「小中学校の子どもたちにも参加してもらい市民投票を行いました。カラフルなデザインで、市内のスポットがバランス良く盛り込まれているのが選ばれた要因なのでは」と語った。

市制70周年記念事業は24年4月1日から12月31日までがプレイベントに位置付けられ、25年1月1日から12月31日までが記念事業の期間となる。決定したロゴは今後、市制70周年に関する様々な広報媒体に使用され、告知や広報に活用される。

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