業務上過失致死の容疑で富山地鉄社員を書類送検 去年4月の保守作業中の死亡事故

去年4月、富山地方鉄道の線路の保守作業中に男性社員が電車にはねられた事故で、富山県警は12日までに現場で作業にあたっていた社員を業務上過失致死の容疑で書類送検したことが関係者への取材でわかりました。

この事故は去年4月11日、富山市水橋常願寺の越中荏原と越中三郷駅間で保線作業にあたっていた清水健吾さん(当時19)が、電車にはねられ死亡したものです。

事故後、富山地鉄は現場での安全管理の体制が不十分だったとの社内調査の結果を公表、当時の社長が辞任したほか、国の運輸安全委員会も事故原因の調査を続けています。

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