「今日の勝因は…」 ソフトバンク、小久保監督がたたえた東浜巨の粘り

7回2死二塁、打者西武・中村剛の時、主審に敬遠を告げる小久保監督(撮影・冨永豊)

◆西武1―2ソフトバンク(12日、ベルーナドーム)

ソフトバンクが逆転勝ちを収め、2連勝を飾った。1点を追う8回、昨季まで所属した甲斐野を攻略し、柳田の同点打、中村晃の勝ち越し打が飛び出した。7回1失点の東浜が今季初勝利。

小久保監督は「今日の勝因は(7回2死)満塁になってスリーワン(3ボール1ストライク)から(東浜が古賀を)抑えたところです。あれで1点で収まったので。あのあと点が入ったら今日は簡単に終わっていた。(古賀の)次からピッチャーを用意していましたけど、最後の古賀を打ち取ったのが今日の勝因です」と語った。

7回、東浜は1点を先制され、なおも2死満塁のピンチを迎えたが、古賀をフルカウントから空振り三振に仕留めた。

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