「初スタメンでね。さすがです」「別に何とも思わない。勝負の世界なので」ソフトバンク小久保監督、逆転勝ち後の一問一答

8回2死一、二塁、中村晃は右前適時打を放つ(撮影・伊東昌一郎)

◆西武1―2ソフトバンク(12日、ベルーナドーム)

ソフトバンクが逆転勝ちを収め、2連勝を飾った。1点を追う8回、昨季まで所属した甲斐野を攻略し、柳田の同点打、中村晃の勝ち越し打が飛び出した。7回1失点の東浜が今季初勝利。小久保監督の一問一答は以下の通り。

―中村晃が勝負強い打撃を見せた。

「今シーズン初スタメンでね。さすがです」

―スタメン起用の意図。

「山川もずっと出っぱなしで守りっぱなしだったので、そういうのも、もろもろ含めて」

―代走の川村も好走塁。

「同点だったんですけど、明日もあさっても試合があるので、柳田を早めに代えようと思って」

―勝負を決めにいった。

「そうですね」

―東浜も力投した。

「今日の勝因は(7回2死)満塁になってスリーワン(3ボール1ストライク)から(東浜が古賀を)抑えたところです。あれで1点で収まったので。あの後、点が入ったら今日は簡単に終わっていた。(古賀の)次からピッチャーを用意していましたけど、最後の古賀を打ち取ったのが今日の勝因です」

―自分で勝利をつかんだ。

「そうです。そこが全てです」

―今季は安定感がある。

「明日(先発)のモイネロもそうでですけど、なかなか彼らが投げている時に点が入っていないので。それでも粘り強く投げてくれている」

―山川の打席は異様な雰囲気。

「まあそうですね。僕は何も感じなかったですけど」

―昨季までソフトバンクの甲斐野を打ち崩した。

「別に何とも思わない。勝負の世界なので」

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