ソン・フンミンがポステコグルー監督とのこれまでを振り返る「彼のスタイルは段々と面白くなっている」

写真:今季からキャプテンを務めるソン・フンミン

トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが、今シーズンから就任したアンジェ・ポステコグルー監督との10カ月を振り返った。イギリス『TNT Sports』が伝えている。

昨夏トッテナムの監督に就任したポステコグルー監督は、クラブの雰囲気を明るいものにした。開幕から10戦無敗で首位に立つなど、プレミアリーグを席巻。その後、ケガ人が続出し調子を落とすも、現在はUEFAチャンピオンズリーグ出場権を争うアストンヴィラに勝利するなど、4位につけている。

キャプテンを務めるソン・フンミンは、ポステコグルー監督を過去にトッテナムの指揮を執った監督と比較しつつ、そのサッカースタイルについて語った。

「僕は(ジョゼ)モウリーニョ、(アントニオ)コンテ、ヌーノ、(マウリシオ)ポチェッティーノといった最高の監督たちと過ごした。誰もが他の人と異なるスタイルのサッカーをしたいと思うが、彼(ポステコグルー監督)のスタイルは段々と面白くなっている」

「すべての選手ができるだけゴールに近い、相手陣地でプレーしたいと思っており、監督もそれを望んでいる。そしてファンもそのようなプレーを見るのが大好きだ」

「彼は何か不満があると大きな声で怒鳴る。その声は自分たちが何をしなければならないか気づかせてくれる。彼の要求はとても厳しいが、我々にとって大切なことだ。彼と一緒に10カ月ともにしているが、選手としても人間としても学ぶことができている」

現地時間4月13日、トッテナムはセント・ジェームス・パークでのニューカッスル戦を控えている。昨シーズンの4月に対戦した際、トッテナムはニューカッスルに開始21分で5点を奪われ、1-6と大敗を喫した。ソン・フンミンは昨シーズンの反省を生かしたいと考えており、次戦に向けて以下のようにコメントを残した。

「あの時、何が悪かったかはわかっている。僕たちは前回対戦した時とは違うチームになった。ニューカッスルは強いチームで、素晴らしい選手を擁しているので、僕たちは本当に強くあらねばならない」

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