任期満了に伴う倉敷市長選は14日、告示される。これまでに5選を目指す無所属現職の伊東香織氏（57）のみが立候補を表明。ほかに出馬の動きはなく、1967年の旧倉敷・児島・玉島の3市合併以降で初となる無投票の公算が大きくなっている。
西日本豪雨からの復興や、子育て支援などに取り組んできた4期16年の伊東市政に対する評価が最大の焦点。治水対策などのハード事業がおおむね終わり、ソフト支援へと重点が移る真備町地区の復興の在り方、公共施設再編整備を地域振興につなげる取り組みも問われる。
現職の辞職に伴い同日程で行われる市議補選（欠員2）は、新人7人が出馬の準備を進めている。
立候補の届け出は14日午前8時半～午後5時、市役所本庁舎で受け付ける。投票は21日午前7時～午後8時に市内122カ所で行われ、同市福田町古新田の水島緑地福田公園体育館で午後9時15分から即日開票される。
有権者数（3月1日現在）は39万2684人（男18万9399人、女20万3285人）。
