酒気帯び運転でひき逃げ、男性を死亡させる 過失致死などの罪で21歳男を起訴 鹿児島地検

 鹿児島県鹿屋市寿5丁目の市道上で3月、基準値を超える酒気を帯びて乗用車を運転し、男性をひいて死亡させたなどして、鹿児島地検は12日までに、同市吾平町上名、会社員の男(21)を自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(酒気帯び、ひき逃げ)の罪で、鹿児島地裁鹿屋支部に起訴した。11日付。

 起訴状などによると、被告は3月22日午前2時半ごろ、同市内の道路で基準値を超える酒気を帯びて乗用車を運転。足元に落としたタバコの箱に脇見し、前方を横断していた鹿児島県職員の男性(57)=同市札元1丁目=をはね、救護措置をせず死亡させたとされる。

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