セルティック前田大然が負傷「今後数週間状態を見守る必要がある」シーズンアウトの可能性も

写真:ロジャーズ監督は前田大然の負傷を明らかにした

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は日本代表FWの前田大然が負傷したことを明らかにし、今シーズン中の復帰を保証できない状態だという。イギリス『Sky Sports』が報じている。

現在スコティッシュ・プレミアシップで暫定首位に立つセルティックは、現地時間4月13日に第33節セント・ミレン戦を控えている。

ロジャーズ監督はセント・ミレン戦前の記者会見で「(前田)大然は週末の試合には出場できない」と語り、「ハムストリング上部の腱を負傷し、今後数週間状態を見守る必要がある」とコメント。シーズン最終盤で負傷したことを明らかにした。

続けて「週末に出場できないのは確かだ。メディカルチームが状態を見極め、それからシーズン終了までの間に彼がどのように復帰できるかわかるだろう」と語っており、今シーズン中の復帰も危ぶまれているようだ。

今シーズンの前田大然はここまで、公式戦32試合で9G3Aを記録しており、第32節の宿敵レンジャーズとの「オールドファーム・ダービー」では開始22秒に先制点を奪っていた。

今週末、第33節が開催されるスコティッシュ・プレミアシップはシーズンの佳境に入っており、首位セルティックと2位レンジャーズの勝ち点差は「1」で、レンジャーズがセルティックより1試合消化が少ない状況だ。

第34節以降は上位6クラブと下位6クラブの2グループに分割され、各グループ内で1回の総当たりを行い、全38試合での合計勝ち点で順位が決定されるレギュレーションとなっている。セルティックはレンジャーズとの優勝争いに加えて、国内カップ戦であるスコティッシュ・カップ準決勝も残されており、前田大然の早期復帰を願いたいところだ。

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