花の色が変化するグラス 砺波市観光協、チューリップフェアに合わせ販売

チューリップとサクラの色が変わるグラス=砺波市観光協会

 砺波市観光協会は、温度によって花柄の色が変化するグラスを新しい土産品として作った。砺波を代表するチューリップと「庄川桜」が描かれた2種類ある。岐阜県多治見市の陶器製造会社と砺波市のデザイン会社が連携した。となみチューリップフェア(富山新聞社後援)が開幕する23日からフェア会場や道の駅砺波で販売する。

 常温では乳白色や黄色の花の絵柄が、17度以下になるとチューリップは赤やピンク、オレンジに、庄川桜はピンクに発色する。

 砺波市と多治見市は2008年の東海北陸自動車道の全線開通を契機に、経済団体が交流。市観光協会が柄の色が変化する「冷感グラス」を製造するモ高木陶器(多治見市)に企画を持ちかけた。デザインはスクラムアートワークス(砺波市本町)に依頼した。単体で2200円、ペアセットが4000円(いずれも税込み)

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