TBS野村彩也子アナの〝今さら〟休養発表に疑問の声 「遅刻常習」の臆測招く

野村彩也子アナウンサー

TBSが12日、野村彩也子アナウンサー(26)について過労のため休養していると発表したことに、局内から疑問の声が相次いでいる。

TBSによると、野村アナが過労のため休養し、医師の指導を受けながら復帰に向けて調整中。昨年9月から休養しているという。

たしかに野村アナは昨年夏過ぎからレギュラー番組がゼロになってSNSがザワつき、同年11月の一部週刊誌の取材に「体調不良につき9月から休養中」と回答。同アナは慶応大卒の入社5年目で、情報バラエティー番組で活躍していた。

それでも局内では疑問の声が相次いでいる。TBS局員の話。

「局内では、局としての対応が遅いとの声が圧倒的です。休養から半年以上(7か月)たって『過労』と発表したことに疑問の声が出ています。発表が遅かったことで、SNS上でいろいろなウワサが流れてしまいました」

例えば「遅刻グセがあるから外された」「体調不良で起きられない」など余計な臆測を呼んでしまったという。

他局の女子アナでは、野村アナと同じ入社5年目のフジテレビの渡邊渚アナが昨年7月まで「ワイドナショー」などに出演したが、レギュラー番組の同月17日放送の「めざましテレビ」で体調不良による入院で当面の間、休養すると発表された。フジの三上真奈アナは昨年11月7日放送の「ノンストップ!」を欠席。同月13日放送で、腸の炎症で入院し、しばらく休養すると発表された。

前出TBS局員は「フジは早急に番組内で発表したけど、局(TBS)は野村アナをめぐって週刊誌の取材に対応しただけ。発表できない事情が他にあったのでは」と首をひねった。別のTBS局員は、野村アナが過労で休養したことに「〝TBSはアナを酷使している〟とのイメージを増長しかねない」と話す。かねて安住紳一郎、江藤愛両アナの負担が重いと指摘されているからだ。

野村アナの父で能楽師の野村萬斎(58)が出演する日曜劇場「アンチヒーロー」は14日にスタートするが、愛娘の状態は気がかりだろう。

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