「紅こうじ」で体調不良24人に 入院は2人 群馬県内

 小林製薬の「紅こうじ」成分入りサプリメントを巡る健康被害で、群馬県と前橋、高崎両市は12日、県内で体調不良などの報告や相談が計24人になったと明らかにした。うち入院は2人で、前橋市内の医療機関に入院していた1人は今月に入って回復し、退院した。

 内訳は県13人、独自の保健所を持つ前橋市7人、高崎市4人。館林保健福祉事務所管内の1人も一時入院した。本人や医療機関、同社所在地の大阪市などから各自治体に連絡があった。

 県と前橋、高崎両市とも体調不良との関係が分かっていないとして、摂取した食品名や症状は明らかにしていない。

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