谷繁元信氏が11回裏の中日・カリステの走塁に言及…「挟まれて打者走者を二塁に行かせる走塁が必要だった」

◆ 「本塁に突っ込んだら絶対アウトなので…」

中日は12日、阪神との試合に2-2の引き分け。4年ぶりの6連勝はお預けとなった。

試合は阪神が8回に2点を奪い同点に追いつき、そのまま延長戦に突入。11回裏中日の攻撃で、一死三塁とサヨナラの大チャンスを作ったものの、途中出場・上林誠知の三ゴロで本塁に突入した三走・カリステがそのままタッチアウトに。続く加藤匠馬も空三振と、チャンスを活かすことはできなかった。

12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で、この11回裏のカリステの走塁が話題に。

番組MCを務めた谷繁元信氏は「たぶんギャンブルスタートだったと思うんですけど…」と話を切り出すと、「あのサードゴロの打球の強さで本塁に突っ込んだら絶対にアウトじゃないですか。カリステは止まって、ランダウンプレイ(挟殺プレー)をして、打者走者をセカンドまで行かせる走塁が必要だったと思います」とコメント。

その話を聞いた解説者の大矢明彦氏は「それをしてくれたら最高でしたよね。でもカリステ選手にとっては、あのプレーが目一杯の走塁だったのかなと思いますよ」と話をした。

続けて谷繁氏は「次のバッターが加藤だったですけど、やっぱり得点圏にランナーがいると相手も気持ち悪い感じがすると思うので…。打者走者を二塁まで行かせて欲しかったなと思います」と再度、カリステの走塁に言及をしていた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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