水原一平容疑者を保釈 保釈金380万円&期間中ギャンブル禁止、足かせつけ出廷

水原一平容疑者【写真:Getty Images】

3月20日に韓国で行われたドジャースの開幕戦以来、24日ぶり公の場

ドジャース・大谷翔平投手の通訳を務めていた水原一平容疑者が12日(日本時間13日)、保釈された。保釈金は2万5000ドル(約383万円)で、保釈期間中はギャンブル禁止。12日午前(同13日未明)に司法当局に出頭して拘束、同日午後にロサンゼルスの連邦地裁に出廷した。

水原元通訳は上下黒色のスーツに足かせをして登場。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は、水原元通訳がパスポートの返上を命じられたこと、ギャンブルやカジノ施設に入ることも禁止、大谷と連絡を取らないよう指示を受けたことなどの保釈の条件を説明した。また裁判官のマリア・オーデロはギャンブル依存の治療を目的とするプラグラムに出席し、雇用を求めるように命じたという。

公の場に姿を現すのは、3月20日に韓国で行われたパドレスとの開幕戦以来、24日ぶり。連邦地裁前にはテレビカメラ20台、スチールカメラ20台、報道陣100人近くが集結した。

米連邦検察当局は11日(同12日)に水原元通訳を銀行詐欺容疑で訴追したと発表した。大谷の銀行口座にアクセスし、1600万ドル(約24億5000万円)以上を違法なブックメーカーに不正送金したとしている。

次回は5月9日に開廷する。(Full-Count編集部)

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