柴犬マロたんとのお花見散歩 楽しさと同時にちょっぴりせつなさも感じる

今年もマロたんと一緒に桜を見られた喜び。と、同時にちょっぴり切なくなるのは、日本人にとって桜は特別な花だからなのでしょうか。大昔から幾千もの桜の歌が詠まれていますし。

『世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし・在原業平朝臣』
この歌のように、桜がなければ厳しい冬を乗り越えられた喜びにただ浮かれていられたのかも、と思います。

あと何回一緒に桜が見られるかな、とは思っても、あと何回一緒に桃とかチューリップ…とはならない不思議。春に咲く花はたくさんあって、どれも綺麗なのに。しかも桃は美味しいし。

とは言え、桜は美しく、マロたんがいればなおのこと。切なくなるのは一旦置いといて、今年もお互い元気で一緒にお花見ができたことをただ楽しまねば。切なさは桜が散ると同時にどこかに飛んでいくはず。

今年は開花が遅かったりお天気に恵まれなくてマロたんと桜の写真が撮れないかもと思っていたけれど、こうして今年も写真が撮れて良かったです。マロたんもちゃんとポーズを決めてくれて天才(自画自賛)

帰り道、スズメが蜜を吸って落とした花を頭に乗せてみました。スズメの盗蜜って言うんですって。桜も美しいけれど、日本語の表現も美しいです。頭に乗せられてるマロたんは「無」の顔してますけれど。

この日は澄み渡る青空もため息が出るほど美しく、そこにマロたんが加われば最高すぎるほどの一枚にまた自画自賛。マロたんがいれば、どんな景色も最高になっちゃう奇跡。自画自賛エンドレス。

が、やはり車に乗って帰る時にいちばんいい顔をするマロたんなのでした。撮影スポットをたくさん回ってこの日は1万歩近く歩きました。イヤイヤさんもせず付き合ってくれたマロたんに感謝です。

さすがに疲れたようで帰宅後はぐっすりでした。来年も再来年も、いやあと30回…50回は一緒にお花見ができるようにお互い元気で長生きしようと思います。

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