ジーナ・カラーノ、発言を「コントロール」するディズニーを非難

ジーナ・カラーノは、発言を「コントロール」しようとしているとディズニーを非難した。2021年に物議を醸した発言でドラマ『マンダロリアン』から解雇されたジーナは2月、X(旧ツイッター)上での発言で雇用上の差別被害を受けた人々を援助している同メディアの会長、イーロン・マスクの資金援助を得て、ディズニーとルーカスフィルムを相手取り訴訟を起こしていた。

ディズニーは9日(火)、同社は「芸術表現をカラーノのスピーチに関連づけない憲法上の権利」が米憲法修正第1条で保障されていると主張、訴訟の棄却を求めた。

これを受けて、同人気ドラマでキャラ・デューン役を演じたジーナは、Xにこう投稿している。「ディズニーは、以前から知られていた通り、彼らが同意できないことを言えば、たとえそれが不正確に伝えられたり、中傷だったり、事実誤認されたものでも、解雇するということを認めたわ」「ディズニーは彼らのもとで働いている全ての人に、あなたの発言や思考をできる限りコントロールしようとしており、従わなければあなたのキャリアを破壊すると公言したわけ。それが明確になって嬉しいわ。憲法修正第1条は、ディズニーが気まぐれに差別することを許さない。それが私の件で彼らがしたこと。でも今彼らはそれを認めたの。もし今の『ディズニーの価値観』を知りたいなら、彼らがたった今話したことよ」

ジーナは近年、人種差別やトランスジェンダー嫌悪発言で非難されているほか、以前にはコロナ禍におけるハリウッドの規則に従わなかったことでも批判されていた。

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