日本各地の名産・観光巡りフェア 出展自治体が本社でPR きょうからオアシス21で開催

参加自治体が魅力をPRした

 フジドリームエアラインズ(FDA)が愛知県と結ぶ各地の魅力を発信する観光イベント「愛知から出かけよう! 日本各地の名産・観光巡りフェア」が13、14の両日、名古屋市東区のオアシス21で開かれる。FDAと中部経済新聞社でつくる実行委員会が主催。出展する一部自治体が12日に中部経済新聞社を訪れ、各地の魅力や地元で開催予定のイベントをPRした。
 
 本社に訪れたのは北海道稚内市と幌延、礼文、利尻の3町、青森県などの観光担当者。

 稚内と利尻へは、FDAがチャーター便を運航している。6月初めに利尻と県営名古屋空港、6月中旬からは稚内と中部国際、県営名古屋の両空港を結ぶ便の運航がそれぞれ始まる。

 稚内市などの担当者は「今年は利尻礼文サロベツ国立公園が指定から50周年を迎える。自然豊かな魅力を知ってもらい、ぜひ足を運んでほしい」と呼びかけた。

 青森県の担当者は、昨年12月に世界遺産登録30周年を迎えた白神山地や、4月13日から県内5美術館で始まるアートフェスをアピール。「今年は花とアートで盛り上げる。新緑の季節、白神山地で散策を楽しんで」と話した。

 FDAでは大型連休の4月27日から5月6日まで、また、青森ねぶた祭に合わせて8月1日から8日まで、県営名古屋―青森線を1日3往復から4往復に増便する。

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