歴史、収容人数、アクセス…大谷翔平が躍動するド軍本拠地を徹底解剖【聖地ドジャーススタジアムのすべて】

ドジャースタジアム(C)共同通信社

【聖地ドジャースタジアムのすべて】

■歴史

1962年に開場。ドジャースが1958年にニューヨークのブルックリンから移転した4年後に完成して以来、ロサンゼルスのシンボル的存在であり続けている。

現在のメジャー30球団の本拠地としては、ともに国定歴史建造物に指定されている1912年にオープンしたボストン・レッドソックスのフェンウェイパーク、1914年に開場したシカゴ・カブスのリグレーフィールドに次ぐ歴史を誇るが、2019年から20年にかけて1億ドル(当時のレートで約109億円)の巨費を投じて大改修。伝統と歴史に最新設備を兼ね備えたボールパークに生まれ変わった。

カリフォルニアの青空に緑の天然芝が映える“絶景”は健在で、今も「全米で最も美しい球場」と言われている。

■収容人数

5万6000人。これはメジャー最大で、昨年の年間観客動員数は383万7079人(1試合平均4万7371人)で両リーグ1位だった。10年連続でトップの座を守っており(無観客の短縮シーズンだった20年を除く)、大谷が加わった今季はメジャー5球団目、ドジャースでは初となる年間400万人到達が期待されている。

■アクセス

ロサンゼルスのダウンタウン中心部から北へ約3キロ、チャベス渓谷の丘の上に立つ。球場には1万6000台分の駐車場が完備され、試合当日には多くのファンが車で訪れる。ちなみに、駐車場代は当日券で30ドル(約4500円)から60ドル(約9000円)、駐車場所から球場までの距離で値段が変わる。

また、試合開催日にはダウンタウン北東部のターミナル駅「ユニオンステーション」をはじめ、複数の駅から無料シャトルバス(観戦チケット要提示)の「ドジャースタジアム・エクスプレス」が運行している。球場までの所要時間が15分ほどのユニオンステーション便は、試合開始90分前から10分ごとに運行され、帰りは試合終了時間から45分後まで利用できる。

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