ソフトB山川穂高が日刊ゲンダイに語っていた「メンタルに依存しない打撃理論」はどこへ?

山川(C)日刊ゲンダイ

ソフトバンク山川穂高(32)は開幕直後の滑り出しこそ好調だったものの、ここにきて自慢のバットは沈黙している。

移籍後初めて古巣・西武の本拠地で行われた12日の試合は、第一打席から西武ファンによる大ブーイングの洗礼が。空振り三振に倒れると、球場には割れんばかりの歓声が轟き、山川はただ苦笑いを浮かべるだけだった。六回には辛うじて中前打を放ったものの、12日現在、12試合で打率.200、1本塁打。本来の姿からは程遠い。

昨季は自身の下半身醜聞による公式戦出場停止処分中にFA宣言し、ソフトバンクに移籍。逆風が吹き荒れる中で突入したシーズンなだけに、やはり精神面に影響があるのか。

しかし、山川はキャンプ中、打撃とメンタルについて日刊ゲンダイに対してこんな持論を展開していた。

「メンタルの強い弱いって、僕はなにをもってメンタルが強いかっていう話なんだろうと。WBCも経験しましたが、周りの人を見てもメンタルが強い人っていうのはいないと思います。打てる打てないという話では、メンタルどうこうより技術があるかどうかの問題かと」

つまり、「技術さえあれば打てる」と言いたかったのだろうが、現在の成績では説得力に欠ける。いったい、メンタルに依存しない打撃論はどこへいったのだろうか……。

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日刊ゲンダイはキャンプ中、山川に対し「古巣への不義理、SBファンの拒否反応をどう思っていますか?」と直球の質問をぶつけた。そこで返ってきた「意外な答え」とはーー。

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