いよいよU-23アジア杯がカタールで開幕へ! 開催地の様子は? 空港には大会専用の入国審査レーンも

U-23アジアカップが、カタールで4月16日から開幕する。

現地11日の夕方、取材のため首都ドーハ入り。空港に到着し、入国審査の列に並んでいた際、隣の列の前方のモニターには『2024 AFC U-23 Asian Cup』と写し出されていた。

「大会を取材するメディアもそっちなのか?」とあたふたしていると、どうやらチームの選手、スタッフ専用レーンのようで、U-23サウジアラビア代表のトレーニングウェアを着た関係者が並び出した。

入国審査を終え、空港内で待機していると、サウジアラビアの選手たちが目の前を通過。各国代表チームが続々とこの地に集まってきているようで、大会の開催をより実感させられた。

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クーラーの利いた室内を出ると、むんむんとした湿度高さを感じる。気温は32度と高いが、風もあってか比較的涼しくは感じた。

街の様子はというと、中心地の一部ホテル前のフラッグやビルの壁面にU-23アジアカップの文字が。ただ、今年1月に開催されたアジアカップのポスターも多くそのままとなっており、昨年行なわれたワールドカップのカウントダウン・クロックも残されていた。

U-23日本代表は16日にグループステージ初戦で中国と対戦。今大会で3位までに入るか、4位となった場合はAFC・CAFプレーオフで勝利すれば、パリ五輪への出場権を獲得できる。重要な大会がいよいよ始まる。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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