巨人・戸郷が“離婚危機”…エースの女房大城はリード面に難あり、捕手交代制の構想も

戸郷(C)日刊ゲンダイ

12日の広島戦で今季初の4連勝を飾った巨人だが、先発した戸郷翔征(24)がピリッとしなかった。

初回に1死二、三塁のピンチを招くと、堂林にフォークを左前に運ばれ、いきなり2点を先制されると、1-2となって迎えた三回には、先頭の野間に右中間二塁打、菊池に中前適時打を浴びて1失点。四回には坂倉に右翼スタンドにソロ本塁打を叩き込まれた。五回2死三塁で打席が回ると、阿部監督に代打・岸田を送られ降板となった。

戸郷は「前回もそうですが、失点してしまうことが多く悔しい」とコメント。捕手の大城も同時に代えたことについて阿部監督は「バッテリーごと代えて、流れが変わらないかなというのがあった。それで勝てたかどうかは分からないけど、そういうのもひとつの手だと思って、思い切って代えてみた」と説明。そんな狙いが当たり、打線が六回に7点を奪って、試合をひっくり返した。

5回で89球を投げて8安打4失点の戸郷は、プロ6年目で初の開幕投手を任された3月29日の阪神戦は6回4安打無失点で初勝利。今月5日のDeNA戦は7回7安打2失点で初黒星を喫していた。さる巨人OBがこう言う。

「開幕後はまずまず立て直しているが、オープン戦は4試合で防御率5.68。首脳陣に『フォークの割合が多すぎる』と指摘されたこともある。つまり、相棒の捕手・大城のリード面にも不満があるのです。捕手が岸田に代わった途端、泉、船迫、ケラー、高梨が無失点リレー。それどころか誰も安打も許していない。前日11日に菅野と組んだ小林も結果を出した。そもそも阿部監督には、捕手交代制の構想もありますから」

阿部監督は「後からいったピッチャーみんなで戸郷をカバーした」と満足げ。エースの“女房”が近々チェンジとなる可能性もありそうだ。

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11日のヤクルト戦で先制決勝適時打を放ち、バットでも結果を残した小林は、例年以上に目の色を変えているそうだ。それを裏付ける、打撃コーチに送り付けたとされる「死に物狂い」なLINE自撮り動画の中身とはーー。

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