潮干狩りエリア、1.5倍に拡大 須磨海岸で20日オープン 初日はチキンガーリックステーキなどのミニライブも

波打ち際で潮干狩りを楽しむ子どもたち=須磨海岸(2023年)

 須磨海岸(須磨区)で楽しめるアサリの潮干狩りが20日から始まる。今年は多くの来場者に対応するため、エリアを従来の約1.5倍に拡大する。

 地元漁業者でつくる「すまうら水産有限責任事業組合」が2018年から企画し7回目。JR須磨駅すぐの砂浜が会場となり、6月2日まで開催する。

 ゴールデンウイークや土日には多くの来場で順番待ちの長い列ができていた。これまで東西約160メートルだったエリアを約220メートルに広げる。期間中は会場にパラソルが置かれ、宝探しやビンゴ大会などのイベントも用意する。

 営業は午前10時~午後5時。大人1800円、3歳~小学生800円。持ち帰りは大人1人700グラム、子ども1人300グラムまで。熊手やバケツは有料でレンタルできる。5月7~9日は定休日。問い合わせは同組合専用ダイヤルTEL070.3114.1030

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 組合や海岸で活動する「須磨里海の会」など地元団体による「Suma豊かな海プロジェクト2024」も4月20日にスタート。海岸の清掃やスタンドアップパドルボード(SUP)体験、ワカメの株付けなどの催しを約1年かけて展開する。初日午前9時からの開幕式には漫画キャラクターのスヌーピーが着ぐるみで登場するほか、チキンガーリックステーキやコウベリーズのミニライブなどが予定されている。詳細は同プロジェクトのホームページから。(金 旻革)

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