岩手山に「ワシ形」出現 山頂付近で雪解け進む

雪解けが進み、山頂にワシ形が現れた岩手山=12日正午、盛岡市・夕顔瀬橋

 岩手山(2038メートル)の山頂付近で雪解けが進み、山肌がワシの姿に見える「ワシ形」が現れた。

 毎年4月上旬に雪解けとともに姿を現し、地域に春の訪れを告げる。羽を大きく広げたワシに見えることから別名「岩鷲山(がんじゅさん)」とも呼ばれる。

 盛岡市の夕顔瀬橋では12日、市民らが足を止め、青空に浮かぶ雄大な姿をカメラに収めた。

© 株式会社岩手日報社