【新日本】成田蓮が因縁の鈴木みのるに狡猾勝利「これで終わりなんだよ、ストロングスタイルは」

鈴木みのるにダブルクロスを決める成田蓮

新日本プロレス12日(日本時間13日)の米国・シカゴ大会で、「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の成田蓮(26)が鈴木みのる(55)との禁断マッチを制した。

かつては「ストロングスタイル」で共闘していた両雄だが、昨年末に成田がH.O.Tに電撃加入したためユニットは解散。今年に入って新日本マットから遠ざかっていたみのるとの遺恨清算マッチが米国の地で実現した。

開始早々の奇襲から場外で痛めつけられた成田は、リングに戻ってもスリーパーホールドで捕獲される。それでも断頭台を決め、リング下からイスを持ち出した。

ここでみのるの反撃を許すと逆にイスを使用されそうになってしまうが、レフェリーがこれをとがめているスキに改造プッシュアップバーで一撃。そのまま一気にダブルクロス(変型フェースバスター)をさく裂させ3カウントを奪ってみせた。

ストロングスタイルの風上にも置けない狡猾な勝利に成田は不敵な笑みを浮かべるばかり。大ブーイングを浴びて退場すると「へっへへ、オイ、鈴木、これでな、ハハハハ。終わりなんだよ、ストロングスタイルは、ハハハハハ!」と吐き捨てていた。

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