By CAPA編集部
富士フイルムが、ミラーレスカメラ「X-H2S」「GFX100 II」の最新ファームウェアを2024年4月11日に公開しました。
変更内容は以下のとおり。
FUJIFILM X-H2S ファームウェア Ver.6.00
- 「FUJIFILM XApp」のVer.2.0.0以降で強化されたカメラとの連携に対応。
- AF性能の改善。
- 動画撮影に関わる以下の設定機能が追加され、より動画撮影時での使い勝手が向上。
- セットアップメニューに「ファームウエアアップデート」の機能を追加。新しいファームウエアが入ったメモリーカードをカメラに入れて、[セットアップメニュー] > [基本設定] からファームウエアのアップデートが可能。なお、従来のアップデート方法も利用可。
- 初期設定時に自動電源OFF温度の設定画面が表示される。カメラの温度が上昇したときに自動で電源をオフにする温度の設定 (標準/高) ができる。
- Wi-Fiの接続性能を改善。これにより、Frame.ioなどの通信機能の使い勝手が改善されている。
- ファイルトランスミッター「FT-XH」を装着しなくてもFrame.ioのプラットフォームに静止画や動画のアップロードが可能に。
- マニュアル設定でインターバルタイマー撮影を行った場合、撮影画像の露出が微かに変化する現象を修正。
- 絞り値を固定して、連写中にズームすると絞り値が変動する現象を修正。
- 開放F値の明るい「XF50mmF1.0 R WR」を装着してマニュアル撮影を行った場合、スルー画の露出と撮影画像の露出が異なる現象を修正。
- 「FUJIFILM XApp」に接続してカメラの時刻同期を行った場合、一部地域のエリア設定が自動更新されない現象を修正。
- その他、軽微な不具合を修正。
FUJIFILM GFX100 II ファームウェア Ver.2.10
- 以下の設定条件で連写撮影した場合、AF追従開始が速くなるよう改善。
- 広角レンズとの組み合わせにおいて、まれにAF合焦精度や距離指標がばらつく現象を修正。
- Wi-Fiの接続性能を改善。これにより、Frame.ioなどの通信機能の使い勝手が改善されている。
- 「FUJIFILM XApp」に接続してカメラの時刻同期を行った場合、一部地域のエリア設定が自動更新されない現象を修正。
- 以下の設定条件において、S1押下時にスルー画表示が一瞬停止する現象を修正。
- 軽微な不具合を修正。
ファームウェアのダウンロードは富士フイルムのWEBサイトから。
▼ FUJIFILM X-H2S
https://fujifilm-x.com/ja-jp/support/download/firmware/cameras/x-h2s/
▼ FUJIFILM GFX100 II
https://fujifilm-x.com/ja-jp/support/download/firmware/cameras/gfx100-ii/