東野幸治が明かす吉本興業にあった“派閥” 島田紳助MC時代の『オールスター感謝祭』出られなかったワケ

東野幸治【写真:ENCOUNT編集部】

さんまの暴露に反応

タレント・東野幸治が12日深夜、ABCラジオ『東野幸治のホンモノラジオ』(金曜深夜1時)に出演。かつての東京の吉本興業内の”派閥”について触れた。

リスナーから、明石家さんまが11日深夜のニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン』で、1990年代前半にダウンタウンファミリーの東野や今田耕司と、ナインティナインが派閥同士の関係が悪く共演できなかったと暴露したと報告され、当時の関係性を明かした。「よく言われたりとか、派閥というか、僕らはダウンタウンさんファミリーみたいな、ナインティナインは天然素材みたいな、さんまさんがいてて、(島田)紳助さんがいててっていう感じよね。東京の吉本興業の感じで言うと」と説明。

「今は何かこう吉本って一つの大きな会社やけど、当時は、何回もしゃべりましたけど、『吉本興業』っていう看板あるけど、ちっちゃいプロダクションがいっぱいあるみたいな感じやったんですよ」と付け加え、具体的に劇場出番の多い芸人、紳助や野沢直子、天然素材、自身らと4タイプに分類し「お互い切磋琢磨している(関係だった)」とした。

また、”バチバチ”は派閥の社員間も同様だったという。「当時、岡本(現社長)に言ってたのは、今もやってる『オールスター感謝祭』(TBS)、紳助さんが司会やられてるときに、オレ、アホやから見てたら『ウワッ、25万もらったわ。また25万』って。ピリオドごとに(正解者で)一番早かったら25万もらえたら『めちゃめちゃええやん』(って思って)。今の(霜降り明星)粗品みたいなもんですよ。毎回1位取るみたいな。『ほんで、いいなこれ。一生懸命、クイズ答えていったら、しゃべらんでも25万もらえるチャンスあんねや』って。で、岡本に、当時(自分の)担当してたんかな。『岡本』『何ですか』『オールスター感謝祭、出してくれんかな』って」と出演を直訴したことがあると告白。

「当時、岡本と同期のライバル関係の人が紳助さんのマネジャーで担当でやってたから、そこもあんまり仲よろしくないっていうウワサっていうか、お互いライバル関係やから『行かなくて大丈夫でしょう』みたいな。『話聞いてる?』みたいな。『行かなくて大丈夫、大丈夫』じゃなくて、『出たいって言うてんのに』『いやいや大丈夫です。出なくて大丈夫です』っていう感じで出れなかったりとかありましたけど」と詳しく振り返り、出演はかなわなかったとした。

さんまは、冠番組『さんまのオールスター!スポーツするぞ!大放送』(フジテレビ)で東野、今田とナイナイの初共演を実現させたとしたが、東野は「よく覚えてます。『さんまさんや!』っていうのもあるし、『ナインティナインや!』っていうのもあるし。楽しく、たまに集まってやれたっていうのをすごく覚えてて」と回想した。現状については「今じゃ、何やったら、岡本とオレなんかほとんどしゃべってないけど、ナインティナインとかさんまさんの方がよく密にしゃべってんちゃうかな」と大きく変化しているとした。ENCOUNT編集部

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