【新日本】AZMはSTRONG女子王者バッケルに惜敗「いろんな選手狙っていってやる」

ステファニー・バッケルに敗れたAZM(右)

新日本プロレス12日(日本時間13日)の米国・シカゴ大会で、スターダムのAZM(21)がSTRONG女子王者ステファニー・バッケルに敗れ王座奪取はならなかった。

持ち前のスピードでかく乱したかったAZMだったが、バッケルのパワーファイトの前になかなか主導権を奪えない。強烈なドロップキックを浴びると、ハイキックで反撃に転じるもバックドロップでマットに叩きつけられてしまう。

雪崩式ブレーンバスターからのダイビングフットスタンプで流れを変えたAZMは、ラ・ミスティカ式あずみ寿司で丸め込んだが、3カウントは奪えない。一進一退の攻防からなおもラ・ミスティカを狙ったが、これをキャッチされるとパッケージバックブリーカーを浴びて力尽きた。

ベルトこそ手にできなかったAZMだが、13日(14日)のAEW「COLLISION」ではAEW世界女子王者トニー・ストームとのシングルマッチも決定済み。「いやあ、悔しいー! 私は米国で試合をするのが夢で、それがタイトルマッチというのはものすごくうれしいことで、これで終わりにしたくなかった、正直。ベルトを取って次につなげたかったけども、取れなかったということは次につながらないというわけではなく、私はベルトを取れなかったからこそドンドンドンドン、バッケル、他にもいろんな選手狙っていってやるよ」と気丈に振る舞っていた。

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