長期離脱中のティンバー、復帰には「まだいくつかのステップが残る」

復帰待たれるティンバー[写真:Getty Images]

アーセナルのミケル・アルテタ監督がオランダ代表DFユリエン・ティンバーの状態を明かした。クラブ公式サイトが伝えた。

昨夏にアヤックスから加わり、コミュニティ・シールドとプレミアリーグ開幕節に左サイドバックとして先発したティンバー。しかし、プレミア開幕節では接触プレーで右ヒザ前十字じん帯損傷のケガを負い、手術の運びとなっていた。

試練のアーセナル1年目を送る22歳の状態について、アルテタ監督が14日に予定する第33節のアストン・ビラ戦に向けた会見で言及。復帰が近づいているものの、まだやるべきことが残っていると明かした。

「彼にはまだいくつかのステップが残されている。少なくともU-21チームで試合に出場する必要があり、もうすぐ紅白戦にも加わる予定だ」

「彼はトレーニングで全てをこなしてきたが、今はマッチフィットネスを整えている。彼が試合にフル出場できるよう周囲の人間も努めているが、それはトレーニングとは異なることだ」

また、アルテタ監督はティンバーの復帰がもたらす影響についても語り、シーズンの佳境を迎えるチームの追い風となることを望んでいる。

「多くのことを期待している。我々がトレーニングで見てきたこと、そして彼がフィットしていた時のことを踏まえると、チームに大きなインパクトを与えてくれると思う」

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